【マッドハニー】ニルヴァーナに影響を与えた伝説のバンド

スリープハニー(sleep honey)

パンダ課長
なあ、平パンダ・・・
平パンダ
どうしたんですか?
パンダ課長
マッドハニーってバンド知ってるか?
平パンダ
知らないです・・・どんなバンドなんですか?
パンダ課長
グランジの先駆者的な存在であり、グランジ、オルタナティブ、ロックのシーン、特にニルヴァーナのカートコバーンに多大な影響を与えたバンド。

今回は、合法幻覚剤と同姓同名なそのバンド、マッドハニーについて少し紹介しようと思う!

今回の記事内容
・マッドハニー結成
・マッドハニーファーストシングル
・マッドハニーデビューEP
・マッドハニーファーストアルバム
・マッドハニーサードアルバム
・マッドハニーの特徴

マッドハニー結成

パンダ課長
マッドハニーは1988年に結成されたアメリカ・シアトル出身のグランジバンド。

ボーカルのMark Arm(マークアーム)は[グランジ]というワードを初めて使った人物という説もあるんだ。

パンダ課長
1988年 アメリカ・シアトルにてGreen River(グリーンリヴァー)というバンドが解散することから始まる。

元々このバンドはメタルとパンクを融合させたような音が特徴でシアトルではそこそこ名が売れたバンドだったんだけど、バンド内でパンク派とメタル派で対立し解散。
その後、パンク派のメンバーだったマーク・アームとスティーブ・ターナーが中心となり『Mudhoney(マッドハニー)』が結成したんだ。

平パンダ
メタル派だった人たちはどうなったんですか?
パンダ課長
メタル派だったジェフ・アメンとストーン・ゴッサードは後にPearl Jam(パールジャム)を結成したんだ。

マッドハニー ファーストシングル

パンダ課長
1988年にシングル「Touch Me I’m Sick(タッチミーアイムシック)」をリリース。
このシングルはラジオで放送されたことによりシアトルを中心にヒットし、高評価を得たんだ。
パンダ課長
アメリカの音楽情報サイトであるオールミュージックはこのシングルを「究極的なグランジの代表曲」と表現しているし、音楽雑誌であるペースト誌は「ベストグランジ曲50選」においてこの曲を8位に選んでいるんだ。

マッドハニー デビューEP

パンダ課長
ファーストシングルで成功を収めた彼らは同年1988年にデビューEP「Superfuzz Bigmuff(スーパーファズ ビッグマフ)」をリリース。

この作品は当初の売上こそ著しくなかったが、1989年にソニックユースとともに行ったイギリスツアーがきっかけでヒットを記録。

UKインディーチャートでは3位にまで登り、かなり注目を集めていたんだ。

マッドハニー ファーストアルバム


パンダ課長
シアトルを代表するバンドになっていった彼らは1989年、遂にファーストアルバム「Mudhoney(マッドハニー)」をリリース。

これはすさまじい勢いを持ったパンクサウンドが特徴的で、高い評価を得ている作品なんだ。

パンダ課長
しかし、マッドハニーは、ニルヴァーナやパールジャム、サウンドガーデンなど同時期に活動していたグランジバンドと比べると全くというほど、商業成功を収めることはできなかったんだ。

マッドハニー サードアルバム


パンダ課長
彼らのアルバムの中で最も売れた作品は3rdアルバム「Piece of Cake(ピースオブケーキ)

しかし、このアルバムでさえアメリカの音楽チャートで189位と好成績とは言い難いものだったんだ。

実は売れる気がなかった!?


パンダ課長
あまり売れなかったマッドハニーなんだが、そもそも売れる気が無かったのではと思わせることがあったんだ。
平パンダ
え!?売れる気が無かったんですか?
パンダ課長
そう。なぜかというと、8thアルバム「The Lucky Ones(ザ・ラッキー・ワンズ)という作品をリリースしたんだが、このアルバムのタイトルには【自分たちのやりたい音楽をやれてこれたことがラッキーだ】という意味が込められていたんだ。
パンダ課長
これは要するに、売れる事よりも、やりたい音楽をやることに重きを置いた活動をしてきたということだと思うんだよな。
パンダ課長
それに、マッドハニーは結成以来、1度も休止や解散をせず、今も現役で活動しているバンドだしな。
平パンダ
結成から20年も経っているのにずっと立ち止まらず活動してこれたのもやりたい音楽だけを自由にやって楽しんで音楽活動をやっていたからかもしれませんね。

<マッドハニーの特徴


パンダ課長
マッドハニーは90年代にアメリカで巻き起こったグランジムーブメントを代表するバンドの一つなんだが、ただ、ひとこと「グランジ」と言っても、その音楽性は様々なんだ。
平パンダ
確かに、ニルヴァーナはパンク的ですし、サウンドガーデンはメタルとかハードロック的な音楽をやっていますもんね。
パンダ課長
では、マッドハニーはどうなのかというと、パンク的なサウンドが特徴
ただし、ニルヴァーナのような鬱々しく、内に入っていくようなパンクじゃあなく、埃っぽさがありつつも、すごくノリのいいガレージパンクという感じのサウンド。

衝動性にあふれていて、陰鬱な雰囲気はあまりないようなパンクサウンドって感じだな。

パンダ課長
ここでファーストシングルの「タッチ・ミー・アイム・シック」の歌詞をみてみるぞ。
Come on baby,now,come with me
If you dont’t come
If you dont’t come
If you dont’t come
You’ll die alone
名前2
和訳すると、「こっちにこいよベイビー。もしお前が来ないならお前は一人で死んじまうんだろうな!!」という感じだな。
平パンダ
チャラいようなハチャメチャな歌詞ですね。
名前2
そう。ボーカルのマークアームは「僕のユーモアの感覚はダークなんだ」というように語ってるんだ。
だから、彼が書く歌詞にはブラックジョーク的なものがすごく多い
パンダ課長
例えば、ファーストアルバム「マッドハニー」に収録されている「Here Comes Sickness(ヒア・カムズ・シックネス)」という曲は感染症や性病といった、病気について謳っているんだけれども、曲名の「Here Comes~」という表現には、「待ち遠しくてわくわくしている」みたいなニュアンスがあるから、「ヒア・カムズ・シックネス」を和訳すると「待ちに待った感染症になれるよ!やったぜ!」みたいな感じになる。
平パンダ
確かに、これはなかなか皮肉めいた曲名ですね。
パンダ課長
こういった彼らのユーモアセンスは年を重ねても変わることはないんだ。
パンダ課長
マッドハニーは2018年に10thアルバム「Degital Garbage(デジタル・ガーベッジ)」をリリースするんだが、このアルバムも相変わらずブラックユーモアにまみれている。
パンダ課長
例を挙げると、2曲目に収録されている「パラノイド・コア」という曲。

この曲の歌いだしは・・・

Robots and aliens stealing jobs 
パンダ課長
和訳すると、「ロボットや外国人が仕事を奪う」って感じ
平パンダ
AIの進歩とか、移民問題とか、現代社会を批判しているような歌詞ですね。
パンダ課長
そう!そして、その歌詞の後にはこういったフレーズが続く。
They’re bringing drugs,
they’ll rape your mom
パンダ課長
和訳すると、「奴らはドラッグを運んできて、お前のままをレイプするだろう」って感じ。
平パンダ
めちゃくちゃ酷いこといってる・・・・
パンダ課長
この歌詞は本当に過激でタブー視されるようなことを謳ってるんだが、あまりに辛辣すぎて、それが逆に面白いんだよな。
平パンダ
尖りまくったギャグとか、毒のあるジョークとかってどうしてあんなに面白いんでしょうね。
パンダ課長
とにかく、エネルギッシュでノリのいいガレージパンクサウンドと皮肉の効いた過激なブラックユーモアっていうのはマッドハニーの魅力だと思うから、お前らも聞いてみることをオススメするぜ。
平パンダ
マッドハニーを食べながら、マッドハニーを聞くのもいいかもしれませんね。